お久しぶりです。

ご無沙汰していましたが、昨日、東京創元社版『ゴースト≠ノイズ(リダクション)』刊行に向けての2回目のターンが終了しました。
いやあ、しんどかった。およそ20万文字を半月ちょっとで一文字残らず精査しなおすのって大変です。
本を作るという作業の大変さを思い知るとともに、世の中に発行されているすべての本への尊敬の念をあらたにしました。

かの『Gene Mapper -full build-』のような完全改稿というわけではないのですが、む、ここなんでこんなことになってるんだ、という細部への不満が頻発するのは毎度のこととして、電子書籍と紙の書籍での見栄えのちがいもふまえて、それこそ数えきれないほど細かい修正を加えました。
とはいえ、「書籍化にあたりこんなに変わりました!」というよりは、「紙でも同じ体験を提供できるように調整しなおした」といったほうが近く、そういう意味では「いまいちどう変わったかわからない」と言ってもらえたら成功かな、とも思います。

もちろん、紙と電子の違いを抜きにしても、KDP版より完成度は上がっている……はずです。
いえ、上がっています。とあえて断言しておきます。


そんなわけで、作業中は、これが終わったら久々に羽を伸ばすぞー、と決めていたのですが、急に解放されてもいまいち何をしていいかわからず、昨夜からなんとなくそわそわしているだけでもう一日がすぎてしまいそうだったので、ブログを書くことにしました。
そしたらすごく長くなりました。
ので、半分ぐらいに削りました。



んで。
現在も販売中のKDP版ですが、こちらも近いうちに更新する予定です。
もちろん、今回の校正内容を反映するわけではありません。
KDP版は今年2月に発売後、何度か誤字修正などをしてきましたが、その際に一部の文章にも変更を加えてきました。
しかし誤字修正時に目に入った部分のみに手を入れてしまったため、あらためて通読すると以前のままのほうがいいだろう、という部分が今回の作業中に見えてきました。
なので、発売時から現在のバージョンまでのハイブリッド化ともいうべき作業を施して更新します。
一週間以内には更新したいなあ、と思っています。
更新後は、誤字修正以外は行わないつもりです。


とまあ、そんな感じなんですが、最後に心配事を1つおいていくよ。
ゲラを送ったあとに気づいたのですが、作業していたデスクの上にあったはずの耳かきがどこにも見当たりません。
梵天のついた竹製の安いやつなので、紛失したこと自体はいいのです。
綿棒あるし。
ただ……表記ゆれをチェックするとき、栞がわりにゲラに挟んだりしていた記憶がちらほら。

ということは……もしかして原稿に挟んだまま送り返してしまった?
使い古した耳かき挟んで送り返すとか、どんな嫌がらせだよ。

最後に一通りチェックしてから送ったので、たぶん大丈夫だとは思うんですが……心配。


それはともかく(いまだにブログの終わり方ってよくわからない)、またお知らせできることがあり次第お伝えします。

それでは。